JST(理事長 濵口 道成)は、戦略的創造研究推進事業(「CREST」、「さきがけ」および「ACT-X」)の2019年度研究提案募集における新規採択研究代表者・研究者および研究課題を決定しました。
本事業は、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的とした基礎研究を推進します。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、そのもとに推進すべき研究領域と研究領域の責任者である研究総括(プログラムオフィサー)をJSTが定めます。研究提案は研究領域ごとに募集し、研究総括が領域アドバイザーらの協力を得ながら選考します。研究領域のもと、「CREST」では選定された研究代表者が研究チームを編成して、「さきがけ」では研究者が個人で研究を推進します。「ACT-X」は、優れた若手研究者を見いだして育成するプログラムで、研究総括および領域アドバイザーの助言、指導のもと、若手研究者の個人研究を支援するものです。
2019年度研究提案募集として、「CREST」の12研究領域、「さきがけ」の14研究領域および「ACT-X」の2研究領域において募集した結果、産学官各界の研究者から「CREST」は676件、「さきがけ」は1,535件、「ACT-X」は348件の応募がありました(別紙)。
募集締め切り後、書類選考と面接選考(事前評価)を実施し、「CREST」は59件、「さきがけ」は147件、「ACT-X」は51件の研究課題とその研究代表者・研究者を採択しました。
国際連携強化の一環として、昨年度から引き続きフランス国立研究機構(L‘Agence Nationale de la Recherche:ANR)と協力してCRESTの2研究領域において日仏共同提案を受け付け、両機関それぞれ評価を行った後に協議し、合意に至った共同研究課題を採択としました。
詳細は下記ホームページを参照してください。